お知らせ

第40回広島市民平和の集いに「キッズゲルニカ」を展示しています。

認定こども園のぞみ幼稚園では、このたび「第40回広島市民平和の集い」にて、子どもたちが制作した 2025キッズゲルニカ・2026キッズゲルニカ作品 を展示していただいています。

本来であれば開催前にお知らせすべきところでしたが、ご案内が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

会期は本日6月19日(金)から21日(日)までの3日間です。

子どもたちが考えた「平和」

今年度のキッズゲルニカは、のぞみ幼稚園がIB(国際バカロレア)PYPワールドスクールとして新たな歩みを始めた最初の作品です。

制作にあたり、子どもたちは新年度から取り組んできた「世界探検」の活動の中で、広島から日本へ、日本から世界へと視野を広げながら学びを深めてきました。スペインの文化や国旗、地図に親しみながら、ピカソの『ゲルニカ』や平和について考え、自分たちなりの問いをもって探究を進めました。

年少児は「この地球を共有すること」、年中・年長児は「私たちは誰なのか」というテーマから学びを広げ、特に年長児がリーダーとなって、

  • 平和とは何だろう
  • 戦争とは何だろう
  • 自分たちにできることは何だろう

と対話を重ねながら、作品のデザインを考えました。

初めての「子ども主体」のゲルニカ

これまでのキッズゲルニカ制作でも、子どもたちの平和への願いを表現してきましたが、今年度は初めて、子どもたち自身が構想段階から参加し、デザインを考えました。

作品の中心に描かれているのは、子どもたちが思い描く「平和の象徴としての自然」です。(親子アートの様子はのぞみ日記をご参照ください)

最後の仕上げでは、園児一人ひとりがクレヨンを手に取り、虫や花、木々などを自由に描き込みました。完成した作品には、それぞれの子どもたちが願う「みんなが笑顔で暮らせる世界」が表現されています。

自分のクレヨンで名前や思い思いの絵を描く子どもたち。

「ダンゴムシだよ!」「お花!」子どもたちは生まれながらのアーティストですね。

「共育」から広がる平和への願い

のぞみ幼稚園では、「共に育つ」と書く 『共育(きょういく)』 を大切な教育理念の一つとしています。

友だちの話に耳を傾けること。
違いを認め合うこと。
思いやりをもって関わること。

そのような日々の積み重ねこそが、平和をつくる力になると私たちは考えています。

今回の作品づくりも、学年やクラスを越えて互いに学び合い、考えを共有しながら進められました。完成した作品を園全体で喜び合う姿は、まさに「共育」の文化そのものでした。

地域の学習コミュニティとして

被爆地広島で育つ子どもたちの平和への願いが、このような地域の平和イベントを通して多くの方々に届くことを大変うれしく思います。

広島市西区己斐上から始まる小さな学びが、地域へ、日本へ、そして世界へとつながっていくことを願っています。

また、「第40回広島市民平和の集い」を通して、多くの皆さまとつながり、共に平和について考える機会となることを楽しみにしています。

第40回 広島市民平和の集い

【会期】
2026年6月19日(金)〜21日(日)

【会場】
旧日本銀行広島支店
(広島市中区袋町5-21)

※のぞみ幼稚園の「2025キッズゲルニカ」「2026キッズゲルニカ」、それまでの園全体の取り組みや年長児のデザイン画や年中児のWe are All ピカソ制作を展示しています。合わせてご覧ください。